モータースポーツ観戦、とくにラリーでは傾斜地に座らなければならない場面が意外と多い。一般的なアウトドアチェアだと座りにくいそんな場所でも、MOON LENCEの高さ調整機能ならしっかり対応できる。実際に全日本選手権の観戦で使ってみたところ、傾斜地での快適性は期待通りだった一方、持ち運びと設置についてはちょっと気になる点もあった。今回はそのメリット・デメリットを、実際の観戦シーンを交えながら紹介していく。
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結論|MOON LENCEは傾斜地での観戦に便利なアウトドアチェア

MOON LENCEの大きな特徴は、前後だけでなく左右の脚の長さも個別に調整できるところ。傾斜や凹凸のある場所でも、座面をほぼ水平に近づけられるのが最大のメリットだ。この効果を一番実感できたのがラリー北海道の観戦で、詳しくは後述するけれど、ここで初めて「買ってよかった」と思えた。
さらに、背もたれが頭の高さまであるハイバック仕様なのもポイント。SS間の待ち時間に頭を預けてしっかり休めるので、移動と待機の繰り返しになりがちなモータースポーツ観戦とはかなり相性がいい。
一方でいいことばかりではなく、収納時のサイズがやや大きめでショルダーストラップが付いていない点は気になった。設置にも1分弱ほどかかるので、頻繁に場所を移動する観戦スタイルだと少し面倒に感じる場面もあった。
▼ MOON LENCE アウトドアチェアの詳細は下記
傾斜地でも座れる椅子を探して辿り着いた一脚
ラリー観戦では普通のアウトドアチェアが使いにくい

ラリーの観戦エリアは、必ずしも舗装された平地とは限らない。傾斜地や凹凸のある場所で観戦することも珍しくなく、通常の椅子だと前のめりになったり、逆に後ろへ倒れそうになったりすることがある。
前後・左右の高さを調整できることが購入の決め手
そこで探したのが、足の長さを個別に調整できる椅子。「これなら傾斜地でも座れるかもしれない」というのが購入の決め手になった。購入までの詳しい経緯や選定理由は、以前まとめた記事にも書いているので気になる人はそちらも見てほしい。
▼ MOON LENCE アウトドアチェアを購入した時の記事は下記

全日本選手権の観戦で実践投入
全日本ダートトライアルで使用
実際に観戦で使ってみたのが全日本ダートトライアル。ただ観戦場所が比較的平坦だったこともあり、この時点ではまだ高さ調整機能の恩恵をはっきり実感できてはいなかった。
▼全日本ダートトライアルの観戦記は下記

全日本ジムカーナでも使用
続いて全日本ジムカーナでも使用。こちらも平坦な観戦場所だったため、傾斜地での性能はまだ未確認のままだった。
▼全日本ジムカーナの観戦記は下記

ラリーカムイでは出番無し
ラリーカムイの観戦では雨観戦だったため、このアウトドアチェアの出番はなかった。しかし今後は雨の中での使用も試してみないといけないなとは思う。
▼ラリーカムイの観戦記は下記

ラリー北海道でついに真価を発揮
そして訪れたのがラリー北海道。陸別サーキットの観戦エリアは傾斜や凹凸が多く、ここで初めて高さ調整機能の本当のメリットを実感できた。その結果を今回は紹介していこうと思う。
▼ラリー北海道の観戦記は下記

MOON LENCE ハイバックチェアの良い点・悪い点
良い点
傾斜地でも狙い通り座り心地の良い角度に調整できる

前後の脚だけでなく左右の脚も調整できるので、陸別サーキットのような傾斜・凹凸のある観戦エリアでも座面をしっかり調整できた。無理のない姿勢を保てるおかげで、SSとSSの間の待ち時間もリラックスして過ごせて、観戦や撮影に体力を残せたのもよかった。
ハイバックなので頭を預けて仮眠できる

頭の高さまである背もたれのおかげで、通常のローチェアよりもぐっと休みやすい。SS間の待ち時間を仮眠にあてられるのは、早朝や深夜から移動することの多いモータースポーツ観戦において、かなり大きなメリットだと感じている。
悪い点
持ち運びがしづらい
収納サイズが思っていたより大きく、バッグにすっぽり収まるサイズではない。しかも肩掛けできるショルダーストラップがなく、ハンドストラップで持つと片手が塞がってしまう。コースサイドを歩き回ることの多いモータースポーツ観戦では、これが意外と気になるポイントだった。個人的にはショルダーストラップをぜひ付けてほしかったところ。
設置に少しだけ時間がかかる
大幅に時間がかかるわけではないけれど、急いで設置してもだいたい1分弱ほどはかかる。観戦場所を頻繁に移動するスタイルだと、そのたびの設置がちょっと面倒に感じることもある。もう20秒くらい短縮できれば、移動しながらの観戦にももっと使いやすくなりそうだ。
ワイドバージョンが新登場
高さ調整機能を備えたワイドモデルが登場
購入からしばらく経って久しぶりにAmazonをチェックしてみたら、MOON LENCEから高さ調整機能付きのワイドバージョンが登場していた。大柄な人や、よりゆったり座りたい人には選択肢のひとつになりそうだ。
▼ MOON LENCE ワイドバージョンをチェックする
ショルダーストラップが追加され持ち運びしやすく進化
しかもワイドモデルには収納時のケースにショルダーストラップが追加されている。これにより私が感じたデメリット2つのうち1つは無くなったと言える。組み立てのしやすさが改善されているかはわからないが、これから新たに購入する場合は、ワイド版の購入の方が無難だろう。
まとめ|傾斜地でのモータースポーツ観戦なら高さ調整が便利

MOON LENCEは、一般的なアウトドアチェアとは違って脚の長さを個別に調整できるのが最大の特徴。傾斜や凹凸のある観戦エリアでも座面を水平に近づけられるメリットは、ラリー北海道の陸別サーキットで実際に確認できた。ハイバック仕様は休憩や短時間の仮眠にも便利で、待ち時間の多いモータースポーツ観戦との相性はかなりいい。
一方で「持ち運びのしづらさ」と「設置時間」はデメリットとして感じた部分。頻繁に場所を移動する観戦スタイルの人は、この2点をあらかじめ考慮しておいた方がよさそうだ。傾斜地で快適に座れることを重視するなら、用途がかなりはっきりしたチェアだと言える。
▼ MOON LENCE アウトドアチェアをもっと詳しく見る

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