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2026年全日本ジムカーナinスナガワ観戦記|初観戦の友達がジムカーナを楽しめた理由

観戦(見る)
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モータースポーツ観戦の楽しみ方は、人それぞれだ。

エンジンサウンドに耳を傾ける人もいれば、ドライバーのテクニックや好きな車種に注目する人もいる。

今回、全日本ジムカーナ選手権を観戦するにあたり、ジムカーナ初観戦となる友人を会場へ連れて行った。

その友人はF1をはじめ、ラリー北海道やダートトライアルを現地観戦した経験がある。しかし、午前中のジムカーナは思っていたほど楽しめていない様子だった。

そこで午後は、試しに私のデジタル一眼レフカメラを渡し、「好きに撮ってみて」と声を掛けてみた。

すると、午前中とはまるで別人のように、自分からエントリーリストを開き、「次はどのクルマが走るのか」と夢中でシャッターを切り始めた。

今回の観戦を通して実感したのは、ジムカーナは「観る」だけでも面白いが、「撮る」という体験が加わることで、その面白さは何倍にも広がるということだった。

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結論|ジムカーナは「観る」と「撮る」を両方体験すると何倍も楽しくなる

今回の観戦で一番印象に残ったのは、友人の楽しみ方が午後から大きく変わったことだった。

午前中は眠気もあり、ジムカーナならではの面白さをつかみ切れていない様子だった。しかし、一眼レフを手にした途端、自分で被写体を探し、夢中でシャッターを切り始めた。

撮影という目的が加わるだけで、競技の見方は大きく変わる。どのクルマが走るのか、どこで撮れば格好良く写るのかと自然に考えるようになり、観戦そのものが何倍も楽しくなっていく。

もし初めて誰かをジムカーナへ連れて行くなら、観るだけで終わらせるのは少しもったいない。カメラを一台渡して「好きに撮ってみて」と声を掛けるだけで、その一日が忘れられない体験になるかもしれない。

※尚、この記事の競技写真は友人が撮影したものを使用している。

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ジムカーナ初観戦の友達を連れて行った

F1・ラリー・ダートトライアルは観戦経験あり

今回一緒に観戦した友人は、モータースポーツ観戦が初めてというわけではない。

一番好きなのはF1で、テレビや配信でレースをよく観ている。さらに、私と一緒にラリー北海道やダートトライアルを現地観戦した経験もあり、それぞれ違った面白さを楽しんでいた。

ラリーでは林道を駆け抜ける迫力に驚き、ダートトライアルでは砂煙を巻き上げながら走る姿を楽しんでいた。「また観に行きたい」と話すほど印象は良かったようだ。

そんな友人が、まだ一度も現地で観たことがなかったのがジムカーナだった。

今回は初めてのジムカーナ観戦

ジムカーナは、パイロンで設定されたコースを1台ずつ走り、タイムを競う競技だ。

サーキットレースのような接近戦や、ラリーのような長いコースはないものの、ドライバーの操作やクルマの動きを間近で見られるのが魅力である。

ラリーやダートトライアルを楽しめた友人なら、きっとジムカーナも気に入るはず。そう期待しながら会場へ向かった。

しかし、その予想は午前中の時点では少し外れることになる。

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モータースポーツの種類と特徴|初心者が最初に選ぶべきカテゴリー徹底ガイド
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午前は思っていたより楽しめていない様子だった

朝5時出発で睡魔との戦い

しかし、その期待とは少し違うスタートになった。

この日は朝5時に出発。おそらく友人も十分な睡眠を取れていなかったのだろう。午前中の1本目が始まる頃には、私も友人も眠気との戦いになっていた。

競技を見ながらも、どこかぼんやりしていて、ラリーやダートトライアルを観戦していたときのような反応はあまり見られない。

「このままだと午後はさらに眠くなってしまうかもしれない」

そんなことを考え始めていた。

想像していたジムカーナとの違いに戸惑っていた

眠気だけが理由ではなかったように思う。

今回のコースレイアウトは比較的ハイスピード寄りで、素早いターンやサイドターンが連続するような、いわゆる「ジムカーナらしい」場面は少なめだった。

友人も、「思っていたジムカーナと少し違う」という印象を受けていたようだ。

▶ モータースポーツ初観戦|思っていたのと違うの防止方法の紹介はこちら

はじめてのモータースポーツ観戦|「思っていたのと違う」の防止方法
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もちろん、ドライバー同士のタイム差やライン取りを見比べる面白さはある。しかし、その魅力はある程度競技を知っているからこそ分かる部分も大きい。

初めて観戦する人にとっては、何に注目すればいいのか分からず、楽しみ方を見つけるまで少し時間が必要だったのかもしれない。

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午後は一眼レフを渡したら様子が一変した

EOS Kiss X5で初めてのモータースポーツ撮影

午前中の様子を見て、このまま観戦だけでは少し退屈してしまうかもしれないと思った。

そこで午後の走行前、私が持ってきていたEOS Kiss X5を友人へ渡してみた。

もともと私は午後の2本目をiPhone 17 Proで撮影する予定だったため、一眼レフが空く。「せっかくだから好きに撮ってみて」と軽い気持ちで渡したのが始まりだった。

友人にとって一眼レフを使うのは初めてだったが、ファインダーを覗いてシャッターを切るという体験そのものが新鮮だったようだ。

撮った写真をその場で確認しながら、「上手く撮れた」「今のはいまいち」と撮るたびに一喜一憂しながら、何度もシャッターを切る姿は、午前中とはまるで別人だった。

撮る楽しさから車種にも興味を持ち始めた

一番驚いたのは、観戦の仕方まで変わったことだ。

午前中は目の前を走るクルマを眺めているだけだった友人が、午後になると自分からエントリーリストを開き、「次は何が走るの?」と確認し始めた。

「あのクルマを撮ってみたい。」
「次はあの色のクルマだ。」

そんな会話が自然と増えていく。

写真を撮るには被写体を探す必要がある。そのため、どんな車種が走るのか、どこで撮れば格好良く写るのかを自分で考えるようになる。

ただ観戦しているだけでは気づかなかった部分へ自然と目が向き、競技そのものへの興味も深まっていったようだった。

一眼レフを渡しただけで、ここまで観戦の楽しみ方が変わるとは正直予想していなかった。今回の観戦で最も印象に残った瞬間だった。

一眼レフはオート撮影でも十分楽しめる

13年間ほとんど使わなかったPモードを試してみた

今回、初めて一眼レフを触る友人へ安心してカメラを渡せたのには理由がある。

実は少し前まで、私はEOS Kiss X5のP(プログラムAE)モードをほとんど使ったことがなかった。購入してから約13年間、撮影はM(マニュアル)、Av(絞り優先)、Tv(シャッター優先)の3つが中心だったからだ。

ところが、試しにPモードでモータースポーツを撮影してみると、その印象は大きく変わった。

細かな設定を気にしなくても十分きれいに撮れ、自分が普段設定している内容とも大きな違いは感じられない。作品づくりならマニュアル操作のほうが自由度は高いが、観戦を楽しみながら撮るにはPモードで十分だと感じた。

初心者でも安心して渡せるくらい簡単だった

だからこそ、今回は友人にも「好きに撮ってみて」と気軽にカメラを渡せた。

説明したのは、シャッターボタンの押し方と撮った写真の確認方法くらい。細かな設定は何も教えていない。

それでも、後で写真を見返すと、しっかりとクルマを捉えた写真が何枚も残っていた。もちろん失敗したカットもあるが、「ちゃんと撮れた」と思える写真のほうが多く、初めての撮影としては十分な出来栄えだった。

最近はスマートフォンのカメラ性能が大きく向上し、一眼レフを使う機会は以前より減った。しかし、ファインダーを覗きながら被写体を追い、自分のタイミングでシャッターを切る体験は、一眼レフならではの楽しさがある。

今回改めて感じたのは、一眼レフは、写真を趣味にしている人だけのものではない。。モータースポーツ観戦をもっと楽しむための道具としても、今なお十分な魅力を持っている。

モータースポーツ撮影デビューならジムカーナが最適だと思う理由

サーキットより速度が穏やかで追いやすい

今回、友人にカメラを渡して改めて感じたのは、モータースポーツ撮影のデビューにはジムカーナが非常に向いているということだ。

サーキットレースでは、マシンは高速で目の前を通過する。ファインダーで捉え続けるだけでも意外と難しく、気付けばフレームアウトしていたということも珍しくない。

その点、ジムカーナは速度域が比較的穏やかだ。

もちろん競技車両は速いのだが、サーキットほどのスピードではなく、コーナーやパイロン付近では車速も落ちる。そのため、初めてでも車両を追いやすく、「撮れた」という感覚を得やすい。

さらに、一台ずつ走行する競技なので、「次はこのクルマを撮ろう」と落ち着いて準備できるのも初心者にはありがたいポイントだ。

成功写真が撮れるので達成感を得やすい

初心者が撮影を楽しめるかどうかは、成功体験を得られるかが大きい。

今回、友人が撮影した写真を後で見返してみると、失敗した写真ももちろんあったが、それ以上に「ちゃんと撮れている写真」が多かった。

体感では、成功と失敗の割合は2対1くらいだろうか。

サーキットレースでは、この割合が逆になっていても不思議ではない。

だからこそ、撮影すること自体が楽しくなる。

「次はもっと格好良く撮りたい」
「今度は別の場所から狙ってみよう」

そんな気持ちが自然と湧いてくる。

モータースポーツ撮影に興味はあるものの、「難しそう」と感じている人には、最初の一歩としてジムカーナは最適なカテゴリーだと思う。

これからは友人用の貸し出しカメラがあってもいいかもしれない

EOS Kiss X5を貸し出し機にするという選択肢

今回の出来事で、一つ新しい考えが浮かんだ。

今使っているEOS Kiss X5は、自分専用ではなく「貸し出し用」として活躍してもいいのではないかということだ。

今後も友人をモータースポーツ観戦へ誘う機会はあるだろう。

そんなとき、最初から一眼レフを渡して自由に撮ってもらえば、今回のように観戦の楽しみ方が大きく変わるかもしれない。

撮影技術を教えるというより、「好きに撮ってみて」と渡すだけで十分だ。

撮った写真をその場で見返しながら、「今の写真いいね」「次はあっちから撮ってみよう」と話す時間も、観戦の楽しみの一つになるだろう。

新しいカメラ購入の理由がひとつ増えた

もちろん、そのためには自分用のカメラが必要になる。

以前から新しいカメラへの買い替えは少し気になっていたが、「まだ使えるから」と先送りにしてきた。

▶ カメラの買い替えを見送った理由の紹介記事はこちら

モータースポーツ撮影用カメラの買い替えを断念|2026年にEOS Kiss X5を使い続ける理由
以前、「望遠800mmを最安で実現する構成はどれか?」というブログを書いた。その中で、2026年春までにカメラを買い替えるかどうか結論を出すと決めていた。モータースポーツ撮影を続けていく中で、今の機材に限界を感じていたのは事実。とはいえ、1…

しかし、EOS Kiss X5を貸し出し用として残すと考えれば、新しいカメラを購入する理由としては十分かもしれない。

最新機種ならAF性能や連写性能も向上し、自分はより撮影を楽しめる。そして、友人には扱いやすいEOS Kiss X5を渡す。

そんな役割分担ができれば、一緒にモータースポーツを観戦する時間が、これまで以上に楽しくなりそうだ。

今回の観戦は、友人にジムカーナの面白さを知ってもらう一日だった。同時に、長年使ってきたEOS Kiss X5の新しい活躍の場を見つけた一日でもあった。

まとめ|モータースポーツは「観る」だけでなく「撮る」ともっと面白くなる

今回の全日本ジムカーナ観戦で改めて感じたのは、「撮る」という体験が加わるだけで、モータースポーツの楽しみ方は大きく変わるということだった。

一眼レフを手にした友人は、ただ走行を眺めるだけでなく、「次はどのクルマが走るのか」「どこで撮れば格好良く写るのか」と自分から考えるようになった。その変化を間近で見て、撮影は観戦をより深く楽しむきっかけになるのだと実感した。

もちろん、最初から高価な機材や撮影技術は必要ない。オートモードで十分だし、ジムカーナなら初心者でも成功写真を撮りやすい。まずはシャッターを切る楽しさを味わうことが大切だ。

もし友人や家族をモータースポーツ観戦へ誘う機会があるなら、カメラを一台持って行って「好きに撮ってみて」と渡してみてほしい。

その一台が、モータースポーツ観戦を好きになるきっかけになるかもしれない。

そして次に友人と観戦へ行くときも、私はEOS Kiss X5を持って行こうと思う。撮るのは私ではなく、友人かもしれない。それもまた、モータースポーツの新しい楽しみ方なのかもしれない。

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