“ちゃっく鈴木”のプロフィール|走ることで見えたモータースポーツのリアル

モータースポーツは、特別な才能や資金がなければ挑戦できない――

かつての自分もそう思っていた。だが、筑波サーキットで観戦したロードスターパーティレースが、その考えを覆した。

プロではなく、普段は会社員として働く人たちが、真剣勝負を繰り広げていた。

その光景に心を撃たれた瞬間、モータースポーツは“観るもの”から“自分も走るもの”へと変わった。

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モータースポーツとの出会いと挑戦の始まり

最初の一歩はレンタルカートだった。

会社の先輩に誘われて近くにあるレンタルカート場に行ったのがきっかけで、高校生の時にレーシングカートをやりたかった気持ちが再燃した。

そこからロードスターを購入して走行会に参加してから草レースへの出場に明け暮れた。

操作の難しさ、スピードの爽快感、そして思いどおりに走れたときの達成感。
そのすべてが新鮮だった。

やがて「自分の車で本格的に走りたい」という思いが強まり、FJ1600マシンを購入。

資金を貯めながら、ひとつずつ装備を揃え、サーキットで練習を重ねた。

その後、ステップアップしてスーパーFJへ。そして現在はスポット参戦という形でVITAレースに出場している。

競技を重ねるうちに感じたのは、運転技術よりも「準備の奥深さ」だった。

メカニックの知識、体調管理、メンタル、そして費用との向き合い方。

そのすべてが“レース”を成立させていると痛感した。

ちゃっく日記を始めた理由

筆者はもともと、観戦レポートや走行記録を自分用のメモとしてブログに残していた。

その中で「どうやって始めたのか?」「費用はいくらくらいか?」といった内容が特に関心を寄せられることが増えた。

このことからモータースポーツを遠い世界だと感じている人が多い現実に気づいた。

そこで、「自分が体験したプロセスを発信すれば、誰かのきっかけになるかもしれない」と思い立ち、本格的にブログを立ち上げた。

ちゃっく日記では、初心者でも理解できる言葉で、装備・走行・観戦のリアルを伝えることを心がけている。

特に入門フォーミュラーやVITAといった入門カテゴリーの魅力を、実体験を通じて発信している。

活動と発信のテーマ

ちゃっく日記では、モータースポーツを「観る・走る・知る・続ける」という4つの柱で整理している。

観る

全日本ラリー、全日本ジムカーナ、全日本ダートトライアル、クラブマンレースなど、全国の現場を取材・観戦。

走る

VITAでの参戦記、走行会やテスト走行での経験を記録。

知る

装備や安全基準、ライセンス制度などを初心者向けに解説。

続ける

費用・準備・モチベーション維持をテーマに、実践的な工夫を共有。

また、サーキットライセンスの取得方法、走行会への申し込み手順、レーシングスーツやシューズの選び方など、

「明日から実践できる情報」を中心に記事を構成している。

装備とマシンへのこだわり

安全装備は、モータースポーツの土台である。

FIA公認のレーシングスーツやHANSデバイスをはじめ、グローブ、シューズ、ヘルメットなど、実際に使用して感じたフィット感や通気性、耐久性をレビューとしてまとめている。

また、マシン紹介では、車両特性や整備性、走らせ方の違いを詳しく記録していこうと考えている。

同じカテゴリーで走る仲間と情報交換をしながら、セッティングや走行データの比較も行いたい。

“速く走る”よりも“正しく知る”ことを重視し、初心者でも理解できる言葉で伝えるよう努めている。

これからの目標と活動方針

今後の目標は、ラリーやダートトライアルなどへの参戦。

サーキット走行とは違い、イベントごとに異なるコースを走り、1本のタイムアタックに全神経を集中させることが重要になる競技だ。きっとレースとは違うモータースポーツの魅力が詰まっているに違いない。

また、地方イベントや走行会の取材を通じて、地域に根ざしたモータースポーツ文化の発信にも取り組みたいと思う。

情報を届けるだけでなく、同じ志を持つ人たちと交流し、「モータースポーツを楽しむ仲間」を増やすことがこのブログの使命だと思っている。

SNSと外部活動

  • X(@chack_race):最新情報・現地速報を発信
  • YouTube:VITAの走行動画を公開中
  • Instagram:観戦したときの写真を投稿

SNSでは、ブログでは伝えきれない“現場の空気”を発信している。

また、装備レビューやイベントレポートを通じて、これから始める人にとって有益な情報を届けていく。

終わりに

ちゃっく日記は、誰もがモータースポーツに触れられる世界を目指している。

観戦でも走行でも構わない。

一歩踏み出せば、そこには新しい景色が待っている。

モータースポーツを通じて人生を豊かにする――

それが、このブログを続ける理由であり、筆者の原動力である。

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