【モータースポーツの撮影機材選び】なぜ俺はiPhone16Proを買ったのか!?

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最近、YouTubeに動画を投稿し始めた。それまで写真をメインに撮影していた私にとって、動画撮影を始めることは新しい挑戦だった。そしてその挑戦を通じて、カメラに求める性能が大きく変化したことに気付いた。最初は手軽なアクションカメラを探していたが、最終的にはiPhone16Proを購入することになった。このブログでは、モータースポーツ観戦を楽しむ中で変化した撮影スタイルに基づく機材選びや、iPhone16Proを選んだ理由について紹介する。

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結論:機動性と携帯性でiPhone16Proに勝るものなし

私は撮影機材を見直し、最終的にiPhone16Proを選んだ。その決め手は、超広角から中望遠までを一台でカバーできる性能と携帯性の高さである。旅行やモータースポーツ観戦では、この柔軟性と手軽さが大きな魅力だ。特にモータースポーツの撮影は機動力が求められるため、軽量で使いやすいiPhone16Proは理想的だった。その結論に至った理由を順番に解説していく。

現状の撮影機材とその特徴

まずはiPhone16Proを購入する以前の私の撮影機材を紹介する。

Apple iPhoneXs

5年前のスマートフォンだが、メインカメラとして活躍中だ。広角から標準画角までの撮影なら、一眼レフカメラを使うよりもiPhoneのほうが綺麗に撮れることが多い。サーキットでの撮影シーンでは、ピットやパドックでのクルマや人物の撮影にiPhoneXsで十分対応できている印象だ。

Canon EOS Kiss X5

約12年前に手に入れたデジタル一眼レフ。もっと多様なレンズが欲しいと思いながらも、キット付属の標準レンズ(18-55mm)と望遠レンズ(55-250mm)で済ませている。iPhoneXsを購入してからは出番が激減した。それでも、スターティンググリッドでクルマと背景を一緒に撮影したい時は標準レンズを使いたくなるし、コースサイドで走行中のクルマを撮影したい時は望遠レンズ以外では対応できない。しかし、レンズの付け替えが非常に面倒だ。

Panasonic HC-V360MS

走行中のクルマを動画で撮影したくて購入したハンディカム。安価な家庭用モデルだが、望遠性能は文句なし。ただし、撮影スキルが必要で、私が撮影すると手ぶれがひどく、満足できる映像が撮れた試しがない。使いこなせていない機材のひとつだ。

アクションカム(紛失)

以前使っていたGoPro HERO4 Sessionや格安アクションカメラは、VITA走行時の車載動画やカート走行時のヘルメットマウント用として非常に便利だった。しかし、引っ越し時に紛失してしまった。これを機に代替品を検討し始めたことが、最終的にiPhone16Pro購入のきっかけとなった。

↑↑格安アクションカムで撮影↑↑
↑↑GoPro HERO4 Sessionで撮影↑↑

機材ごとの撮影シーン早見表

現状の問題点整理

今まで漠然と考えていたことを表にまとめることで、現状の問題点が浮き彫りとなった。大きな問題点は以下の2つ。

1. レンズ交換や撮影機材の使い分けが複雑

表を見ると、撮影頻度の高い超広角から中望遠の写真と動画の撮影に4つの機材を使い分けている。実際には、使い分けというより、レンズの付け替えや機材の持ち替えが間に合わず、撮影の瞬間を逃してしまうことが多いのが実情だ。撮影できる機材があるのに撮れないもどかしさは凄まじい。

2. 超望遠の写真撮影ができない

超望遠の写真撮影が不十分であることは以前から認識していたが、改めてこの領域が不足していると確信した。ただし、現在のEOS Kiss X5と望遠レンズの組み合わせでも、トリミングすればある程度対応可能なため、この問題の解決は後回しにすることにした。トリミングさえすれば下記のようなレベルの写真であれば撮影可能なら我慢できる範囲だろう。

アクションカムはiPhoneで代用可能なことに気づく

もともとのきっかけはアクションカムの紛失だったが、表にまとめると、iPhoneで代用可能なことに気づいた。さすがに屋根のないVITAなどのレーシングカーでは、万が一の際を考えると使用は難しいが、屋根のあるハコ車での車載動画なら十分すぎる性能だ。VITAならチームが持っている格安のアクションカムを使うこともできるので撮れなくなることはない。カートやバイクでアクションカムを使いたい気持ちはあるものの、カートに乗る予定はしばらくなく、バイクもまだ所有していないため、これも後回しにすることとした。

↑↑iPhoneXsで撮影した車載動画↑↑

iPhone16Proの特徴

iPhone16Proは、48MPメインカメラをはじめ、48MP超広角カメラ、12MP望遠カメラを搭載し、これ1台で超広角から中望遠までをカバーできる。iPhone16Proを私の撮影シーンに当てはめると以下のようになる。

iPhone16Proが、ほとんどの撮影領域をカバーできることがわかるだろう。画質に関しても、iPhoneXsですら現状で不満がないため、iPhone16Proには十分に満足できると考えている。これによって、撮影したいシーンを逃すことがなくなるのではないかと期待している。

超望遠の撮影どうする?

残念ながら、iPhone16Proでは超望遠域の写真撮影には対応できない。しばらくはEOS Kiss X5と望遠レンズの組み合わせで凌ぐつもりだが、いずれは強化したいと考えている。現在の最有力候補は、フルサイズ用の超望遠レンズを購入することだ。EOS Kiss X5はAPS-Cセンサーを搭載しており、フルサイズ用レンズを組み合わせることで1.5倍の望遠効果が得られるらしい。さらに、購入したレンズは将来的に本体を買い替えた後も使い続けられる点で、非常に有力な選択肢となっている。来年の国際サーキットでのレース観戦までに答えを出したいと思っている。

アクションカムは何を買う?

急ぎでは無いが近いうちにカートに乗ることもありそうだ。北海道では雪上カートがレンタルで乗れるようなので乗ってみたいと思っているからだ。その場合にはアクションカムを買おうと思っているのだが最有力はDJI OSMO Action5だ。バイク系の動画界隈では一番人気らしく、アクションカムの弱点の熱による撮影ストップすることがほとんど無いらしい。雪上でのレビュー動画がほとんどないので、ここから雪のシーズンに突入するので引き続きチェックしていきたい。

モータースポーツ観戦初心者におすすめの撮影機材

最後に、モータースポーツ観戦初心者に向けた撮影機材を紹介したいと思う…のだが、個人的には初心者のうちは写真や動画の撮影をせず、まずは直接目で見てほしい。カメラのファインダーやモニター越しに見るのと、肉眼で直接見るのでは迫力が全然違う。その迫力を感じた上で、もっとも魅力的に思えたものを撮影する機材を選んでほしい。

人物(ドライバー)や展示車両を撮影したい場合

サーキットなどのイベントでは、ドライバーと写真が撮れたり、レーシングカーが展示されていたりする。それらの撮影なら、最新型のミドルレンジ以上のスマートフォンで十分に綺麗な写真が撮れる。

キャンギャルのお姉様を撮影したい場合

レーシングカーと一緒にキャンギャルのお姉様を撮影したい場合は、スマートフォンではなくデジタル一眼レフカメラを用意しよう。なぜなら、デジタル一眼レフカメラを構えたほうが、お姉様方が目線を送ってくれる確率が上がるためだ。

走行中のクルマを流し撮りしたい場合

コースを走るレーシングカーの背景を流したスピード感のある写真で撮りたい場合も、デジタル一眼レフカメラをおすすめする。ただし、超望遠レンズの購入が必要で非常に高額になるうえ、撮影にはマニュアル設定などの知識が求められる。カメラの勉強ができる人はぜひチャレンジしてほしい。

まとめ

モータースポーツ観戦での撮影機材選びは、その楽しみを大きく変える重要な要素である。今回紹介したiPhone16Proは、超広角から中望遠まで対応できる性能と携帯性を兼ね備えており、特に機動力が求められるモータースポーツには最適な選択肢である。しかし、超望遠撮影に関してはEOS Kiss X5と望遠レンズで対応しつつ、将来的にはフルサイズ用レンズを導入する予定だ。

初心者にはまずモータースポーツの迫力を肉眼で感じ、その後で撮影機材を選ぶことを推奨する。スマートフォンは手軽で、人物や展示車両の撮影に適している。一方、キャンギャルや走行中のレーシングカーを撮影したい場合は、デジタル一眼レフカメラが有力だが、技術やコストの面で計画的に進めるべきである。

私も引き続き撮影スタイルを探求し、より良い機材選びをしていくつもりだ。モータースポーツ観戦がさらに充実することを期待している。

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