北海道石狩市厚田にある「Motor Sports 厚田サーキット」で、レンタルカートを初めて体験してきた。今回は約2年ぶりのレンタルカートということもあり、様子見と言う意味で6周だけ走ってきた。
実際にコースへ出てみると、よくあるレンタルカート場のイメージとはかなり違った。複合コーナーやアップダウンが連続する複雑なレイアウトに、思った以上に苦戦することになった。「もう一度走って攻略したい」、そう強く感じたので、その詳細を紹介していく。
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結論|攻略し甲斐のあるコースレイアウトに燃える
厚田サーキットは、レンタルカートを走らせて楽しむだけでは満足できない魅力をもったサーキットだった。「速く走ること」を考え始めた瞬間に、一気に面白さが増してくるコースだ。複合コーナーとアップダウンが多く、単純にアウト・イン・アウトをなぞるだけでは全然タイムが縮まらない。
6周の走行でベストは57.484秒。久しぶりのレンタルカートとしては悪くない結果だと思っている。ただ同時に、「もう少し走ればもっと縮められそうだ」という手応えもしっかり残った。この「しっかり攻略してみたい」と思わせてくれるのが、この厚田サーキットの魅力に感じた。
厚田サーキットの概要

厚田サーキットは、北海道石狩市厚田にあるモータースポーツ施設。バイクやカート、レンタルゴーカートなど幅広いメニューが揃っていて、初心者から経験者まで利用できる。レンタルの他にもレースイベントが定期的に開催されているので、走ることに慣れてきたら大会参戦を目指すという楽しみ方もできそうだ。
施設情報は以下の通り。
- 所在地:北海道石狩市厚田嶺泊129-31
- 営業時間:4〜8月 8:30〜17:00、9〜10月 8:30〜16:00
- ゲートオープン:8:00(レースウィークを除く)
- 定休日:水曜日(祝日は営業)
レンタルゴーカートの基本料金
受付時間は9:30〜15:00、走行時間は10:00〜16:00で、12:00〜13:00はお昼休みとなる。料金体系は以下の通りだった。
- 初回会員登録料:500円
- 1回券:6分間・約7周/2,800円
- 3回券:7,500円
- 5回券:12,500円
今回は初回登録と1回券を合わせて3,300円で走らせてもらった。料金や営業時間は変更される可能性があるので、訪れる前に必ず公式サイトで最新情報を確認しておくのがおすすめだ。
アクセス方法・注意点
ここでひとつ注意しておきたいのがアクセスだ。カーナビ任せで向かうと、細い砂利道に案内されることがある。クルマ1台がやっと通れるかどうかという道なので、カーナビの通りにアクセスするのは避けたほうがいい。
目印になるのは、国道231号線沿いに立っている「厚田サーキット」ののぼり。そこを曲がるルートが分かりやすくておすすめだ。不安な場合は事前に公式のアクセス案内にも目を通しておくと安心できる。
受付から走行準備まで

現地に着いたら「受付」と書かれた建物へ向かう。今回は初回だったので会員登録料500円が必要で、1回券と合わせて3,300円を支払った。ヘルメットや軍手は無料で貸してもらえるので、特別な装備がなくても気軽に挑戦できる。服装は長袖・長ズボン・スニーカーがあれば問題なく走行可能だった。
車載カメラには注意が必要
ここで意外と見落としがちなポイントを紹介しておきたい。厚田サーキットには車載カメラの装着には細かいルールがある。胴体に取り付けるタイプはNG、ヘルメットの顎部分への装着もNG。認められているのはヘルメットの頭頂部への取り付けのみだ。
今回はそれ用のマウントを持っていなかったため、走行映像を撮影できなかった。次回は頭頂部用のマウントをきちんと準備してから走りに行きたいと思っている。
レンタルカートはSODI SR5 GX-200
使用したマシンは「SODI SR5 GX-200」。カウルのデザインがスタイリッシュで、見た目からしてやる気が出てくる一台だ。ペダルとシートは前後に調整できるので、自分の体格に合わせたポジションを作れる。ドライビングポジションが変わるだけで挙動も変わってきそうな印象を受けた。

ウエイト搭載にも対応していて、レースイベントでは参加者の体重に応じて調整が行われるらしい。誰が乗っても近い条件で走れるように考えられているのはありがたい仕組みだ。

重さが走りにどう影響するのか
実際に走ってみると、SODIの特徴である重さが特に印象に残った。一度速度を落としてしまうと、そこから加速して車速を取り戻すの時間がかかってしまう。厚田サーキットのレイアウトと組み合わさると、いかに失速させずに走るかがタイム短縮の大きな鍵になってくると感じた。
厚田サーキットのコースレイアウト

厚田サーキットは公式サイトなどにコースレイアウトが掲載されていないため、現地に着いて初めてコースの全体像を知ることになる。ピットにあるホワイトボードにコース図が描かれているものの、走り出す前に自分の目でしっかりコースを確認しておいた方が安心だ。
前半は高速、後半はテクニカル
走ってみて分かったのは、コースの前半は比較的スピードを乗せていける高速セクションだということ。一方で後半はアップダウンを含む中・低速のテクニカルセクションになっていて、複合コーナーが次々と現れる。大きな起伏を伴うコーナーもあり、すべてを単純なアウト・イン・アウトで抜けようとすると簡単に破綻する。レイアウトを覚えるだけでも一苦労で、その難しさを走りながら実感した。
6周走行のベストタイムは57.484秒

今回は1回券のみだったので、実質6周での計測となった。その中で出せたベストラップは57.484秒。コースレコードとは約3秒差があるようだ。
約2年ぶりのレンタルカートで、雪上カートを除けば通常のレンタルカートに乗るのは5年以上ぶりだったことを考えると、最初の6周としてはまずまずのタイムだと自分では捉えている。
57秒がひとつめの壁になりそう・・・
初見のコースで、しかも久しぶりのカートでコースレコードの3秒落ちに入れられたのは悪くない。ただ、これ以上は簡単に縮まりそうな感覚ではなかった。コースの攻略とマシンの特性、その両方をもっと理解する必要がありそうだ。次回はライン取りとブレーキングをもう少し詰めていきたい。
厚田サーキットは非常に攻略し甲斐がある
一般的なレンタルカートコースは比較的平坦で、単調なレイアウトになっているところも多い。それに対して厚田サーキットは、複合コーナーとアップダウンが連続する構成になっている。「アウト・イン・アウトで走る」という基本だけでは、速く走れないのが実感としてよく分かった。加えてSODI SR5 GX-200の重量も、攻略の難易度を上げる要因になっていると思う。
失速させないことがタイム短縮のカギ
重量のあるカートは、一度失速するとそこからの速度回復がかなり苦しい。ブレーキで速度を落としすぎると、その後の加速で大きなロスにつながってしまう。コーナーへの進入速度、向きの変え方、立ち上がりのタイミング、そのすべてを意識する必要がある。「どこまでブレーキを我慢できるか」だけでなく、「どこで速度を残しておくか」も同じくらい重要だと感じた。このあたりを次回の攻略テーマにしていきたい。
年内にもう一度、攻略を狙って走りたい
今回はあくまでお試しの6周だけで終わった。コースを理解しきる前に走行終了になってしまった、というのが正直な感覚だ。次回は複数回券を利用して、もっと走り込みたいと思っている。
まずはコースレイアウトをしっかり頭に入れること。そのうえでブレーキングポイントやラインを少しずつ詰めていくつもりだ。10月上旬あたりに再訪できたらと計画している。気温が下がってくれば、タイムを狙いやすくなる可能性にも期待したい。例年11月中旬ごろまで営業しているようなので、シーズン終盤まで挑戦できるのもうれしいポイントだ。
まとめ|厚田サーキットは「また走りたくなる」レンタルカートコース
初回6周でベスト57.484秒。久しぶりのレンタルカートとしては満足できる結果になった。とはいえ、コース攻略という意味ではまだスタート地点に立ったばかりだ。
アップダウンや複合コーナーが多く、走り込むほどに奥深さが見えてきそうな予感がある。レンタルカートが初めての人でも十分に楽しめる一方で、速さを追求し始めると経験者でも夢中になれるコースだと思う。年内にもう一度足を運んで、タイムの更新を狙いに行きたい。

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