2025年JAF全日本ジムカーナ選手権inスナガワ【ゆるモタ観戦記】

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モータースポーツイベントが活発になる5月から7月。北海道でもこの時期はイベントラッシュとなる。5月末には全日本ダートトライアルを観戦したばかりだったが、今度は全日本ジムカーナ選手権が週末に開催された。昨年も訪れた大会だが、記事として記録を残していなかったため、今回は備忘録を兼ねて綴っておこうと思う。

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朝ご飯は観戦成功の鍵|山岡家で朝ラーメン

オートスポーツランドスナガワでの観戦は今回で数度目となるが、毎度悩まされるのが食事のタイミングである。競技は8時半から始まり、10時半ごろには1本目の走行が終了し昼休憩へ入る。しかし10時半では昼食には早すぎる。かといって食べずに午後の競技が終わる14時ごろまで我慢すると、集中力が持たない。

この問題の最善策は、しっかりと朝ごはんを食べておくことだ。今回は札幌市内の275号線沿いにある山岡家で朝ラーメン(550円)をいただいた。山岡家にしては優しめのスープと細麺が、早朝ドライブ前のエネルギー補給となった。

足元注意!泥濘との戦い|長靴は必須アイテム!

朝食を済ませてそのまま北上。約2時間後、スナガワに到着した。全く渋滞もなく、スムーズな道のりだった。ジムカーナ観戦では、ダートトライアルとは異なり北側からのアクセスとなる。駐車場はありがたいことにアスファルト舗装だった。

しかし喜んだのも束の間。駐車場からパドックへの道は、雨の影響と車両の往来により泥濘と化していた。長靴を履いていた私は無傷で済んだが、スニーカーの来場者たちは足元が大惨事。Bライセンス競技を見に行く際は、長靴は必須装備であることを改めて痛感した。

レジェンドドライバー|山野哲也選手

会場に着いた頃にはすでに競技が開始されており、残念ながら山野哲也選手の1本目の走行は終了していた。シード選手なので出走は後かと思いきや、まさかの第一走者。レジェンド枠としての特別な出走順なのだろうか。彼の走行を見逃したのは痛恨のミス。次回は出走開始30分前には現地到着できるように予定を組もうと思う。

雨とともに変わる戦況|でもレジェンドは・・・

1本目はフルウェット
2本目はドライ寄りのセミウェット

午前中はフルウェット、午後は徐々に乾くセミウェット。コンディションの変化がタイムに大きく影響する。本来は2本のうち良い方のタイムが採用される競技方式なのだが、午後から路面が乾くならば、午後の一本勝負となる。

さらに出走順が後になればなるほど、路面が乾いて有利になるはずなのに、第1出走でトップタイムを記録した山野選手の技術には驚かされた。どんな状況でも安定して速い走りができるドライバーこそ、一流の証だろう。この走りが見れて2000円なら安いものだろう。それだけに1本目を見逃がしてしまったのが勿体ない。

多様な車種が楽しめるジムカーナ|国産車から外車まで

今回で2回目のジムカーナ観戦となったが、あらためてその魅力は出場車種の幅広さにあると実感した。GR86やロードスター、スイスポといった定番車両に加え、S2000、RX-7、アルピーヌA110、ポルシェ、ロータス・エキシージなども参戦。ラリーやダートラに比べて自由度が高く、愛車へのこだわりを感じさせるラインアップだった。

撮影はデジタル一眼レフで|望遠に強いカメラが欲しい

砂川の観戦エリアはコースとの距離が遠く、これまで愛用していたiPhone16 Proの望遠では限界を感じていた。

そこで今回は久しぶりにデジタル一眼レフを持ち出して撮影。結果は大満足で、気がつけば800枚以上もシャッターを切っていた。やはり撮影には適材適所の機材が必要であると再認識した。デジイチを買い直すべきか、非常に悩ましいところである。

豪華な抽選会も魅力|じゃんけん大会も

競技終了後は恒例の抽選会が開催され、今回はYOKOHAMAのタオルをゲット。さらにじゃんけん大会では、山野選手が実際に使った中古タイヤが賞品として登場。個人的には中古タイヤなんでゴミ以外のなにものでもないのだが、山野選手のファンにとってはたまらないアイテムだろう。今回はどうやら出場選手がゲットしていたようだ。あのタイヤを使うのか、それともインテリアとして飾るのか、個人的には興味津々だった。

疲れを癒すなら月形温泉へ|定番の立ち寄りスポット

14時過ぎに競技が終了し、帰りは定番の「月形温泉ゆりかご」へ立ち寄った。露天風呂や広々とした休憩スペースがあり、仮眠をとることもできる。雨で疲れた体もすぐに回復。スナガワ観戦後には欠かせない立ち寄りスポットとなっている。

熊本ラーメンで締める一日|おっぺしゃん

札幌へ戻ってきたのは17時頃。夕飯には少し早いが、環状線沿いの「らーめん おっぺしゃん」へ。熊本豚骨ラーメンに唐揚げ丼、さらに替え玉とご飯のお替りまでいただき、疲れた体にエネルギーをチャージ。

まとめ|雨でも熱いジムカーナ

今回の観戦はあいにくの雨模様だったが、ウェットならではの走行や多様なマシンが見られて充実した一日となった。泥濘による足元の悪さは要対策だが、それを含めてアウトドア感覚で楽しめるのがモータースポーツ観戦の魅力だろう。ジムカーナの非日常的なコーナリングとドライバーの技術は、観る者を魅了する。興味がある人は、ぜひ一度会場でその熱気を体感してもらいたい。

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