気が付けば、2025年ももう5月に突入してしまった。3月に「引きこもり宣言」を出してからというもの、完全に節約モードへと突入してしまい、4月もほとんど外出らしい外出をせず、気づけばあっという間に過ぎ去っていた。モータースポーツ好きとしては、もったいない春だったと思う。
実は、3月から別のことに脳みその大半のリソースを取られており、週末にモータースポーツを満喫するような余裕がないのが現状である。けれども、4月からは国内外ともに本格的なモータースポーツシーズンがスタートし、モタスポ熱が徐々に高まりつつあるのも事実だ。そろそろ気持ちを切り替えて、5月から少しずつ「モタスポ生活」へと復帰していきたい。
今回は、そんな私の5月のモータースポーツ予定を、注目レースの紹介とともにまとめておこうと思う。
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注目のビッグレースたち
5月は、モータースポーツファンにとってまさに世界的に有名なレースが集まり、日本国内でも大型イベントが連続して開催される。すべてを追うのは難しいが、できる限り目を通しておきたい内容ばかりである。
フォーミュラE 東京E-Prix(5月17日~18日)
東京・お台場を舞台に行われるフォーミュラE。去年から東京で開催されるようになったが、思っていた以上に臨場感があり、個人的にも印象に残るイベントとなった。EV特有の静粛性とモーター音、しかしその中で繰り広げられるバチバチの接近戦。市街地レースらしい独特の緊張感があった。
今年も同じ会場での開催ということで、去年のノウハウを活かした運営や演出に期待が高まる。観客席の増設やイベントの拡張など、進化を感じられるレースになることを願っている。
F1モナコグランプリ(5月23日~25日)
言わずと知れた「世界三大レース」のひとつ。特に今年は日本人ドライバーがトップチームに在籍していることもあり、期待感は過去最高レベルに達していると思う。
クラシックな市街地コースを、現代F1マシンが限界まで攻める姿は何度見ても飽きがこない。戦略・天候・運すべてが絡み合うこのレースは、予測不能であるがゆえに魅力的だ。
インディ500(5月25日)
同じく世界三大レースに数えられるインディ500も、5月の目玉である。オーバルコースを時速360km以上で駆け抜けるレース展開は、まさにアメリカンモータースポーツの象徴といえるだろう。
日本人ドライバーが出場する年は特に注目度が高まる。今年も現地での戦いがどうなるか、目が離せない。しかしながら、このインディ500とF1モナコGPが同日開催というのは、そろそろ調整してもらえないだろうかと思う。ファンとしてはどちらも見たいのが本音である。
スーパー耐久 富士24時間レース(5月30日~6月1日)
アマチュア参加型レースの最高峰とも言えるイベントが、この富士スピードウェイでの24時間耐久レースである。全国から参加する多様なチーム、車両、ドライバーたちが、昼夜を問わずサーキットを走り続ける様子は、見応えという点でプロレースにも引けを取らない。
現地でキャンプしながら観戦するというのも、モータースポーツ観戦の醍醐味のひとつ。家族連れや友人同士でも楽しめるため、アウトドアとレースの融合体験として非常に価値が高いイベントである。
観戦(見る)
5月も引き続き、配信や録画での観戦が中心となりそうだ。特にF1は、マイアミGP以降ヨーロッパラウンドに突入するため、日本時間でも比較的見やすい夜開催が続く。
スーパー耐久に関しても、予定が空いていればYouTubeで観戦予定である。一方でフォーミュラEとインディ500は視聴環境が微妙なところだ。関東圏では地上波放送があるかもしれないが、自分の住んでいる札幌ではその可能性は限りなく低い。ましてやインディ500はスカパー契約が必要で、現時点では視聴手段が完全に途絶えている。インディ500については、今年も9割がた諦めムードである。
現地観戦に関しては、月末に開催される全日本ダートトライアル選手権の砂川ラウンドが有力候補となっている。去年も現地で観戦したが、砂ぼこり舞う中での戦いは生で見ると非常に迫力があり、再訪を検討中である。
体験(遊ぶ)
残念ながら、5月は体験型モータースポーツイベントへの参加は予定していない。節約モードを継続しているため、遊びよりも貯蓄を優先したいという気持ちが勝っている。
とはいえ、モータースポーツ体験には一定の準備期間が必要だ。道内のジムカーナやオートテストなどの情報は常にチェックしており、機会が来たときにすぐ動けるようにしておきたいと思う。
出場(競う)
出場予定だった5月のオートテストは、北見での開催ということもあり、今回は見送る方向である。北見は札幌住まいの私にとってはかなり遠方であり、日帰りでは難しい。
加えて、3月から続く「別のこと」に脳内リソースを奪われており、今はまだ競技に出場する余裕がない。目処が立ち次第、またエントリーを再開したいと考えている。
まとめ
正直に言えば、5月もまだモータースポーツに全力を注げる状況にはない。ブログの更新も週1ペースを目指していたはずが、実際はそれすらも叶わずにいた。
それでも、自分の中にモータースポーツへの情熱が消えたわけではない。少しずつペースを戻しながら、観戦・体験・出場という三本柱での活動を再開していきたい。今月は復帰への助走期間と捉え、6月以降に向けて気持ちを整えていくこととする。
また思い出したときで構わないので、このブログをのぞいてもらえると嬉しい。気まぐれ更新にはなるが、モータースポーツの楽しさを少しでも多くの人に伝えていけるよう努力していきたいと思う。
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