2024年JAF全日本ダートトライアル選手権inスナガワ【ゆるモタ観戦記】

モータースポーツ

正直、直前まで観戦に行く気は微塵もなかった。漠然と新しく購入した軽バン(マツダ・スクラム)を高速道路でテスト走行させたいと思っていたところ、友人から「どこかにドライブでも行こう」と誘われた。そこで、全日本ダートトライアル選手権が砂川市で開催されることを思い出し、ダートトライアルを初観戦しようと決意した。

ナビで調べると、札幌から砂川市までは高速道路で約1時間半、下道でも2時間はかからない距離だ。最近はいかに”ゆるく”モータースポーツを楽しむか模索しているため、早朝出発は避け、8時に友人と待ち合わせをして、のんびりと現地へ向かった。

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道中は渋滞無し!セイコーマートで昼食ゲット!

国道275号線を北上。休日の午前中にもかかわらず渋滞は一切なし。関東ではありえない快適さだ。途中の道の駅で1度休憩を取ったが、10時前には砂川市に到着することができた。

開催地の「オートスポーツランドスナガワ」でお昼ご飯を購入できるか不明だったため、昼食はコンビニで事前調達することにした。どのコンビニで購入しようかと考えたが、北海道といえばセイコーマートだろう。ホットシェフを扱っている店舗を選びたかったため2店舗ほどハシゴしたが、塩サバおにぎりとフライドチキンを購入した。

案の定、「オートスポーツランドスナガワ」に昼食を購入できる屋台などは無かったので事前購入が正解だった。これが初ホットシェフだったのだが、手作り感のあるおにぎりとスパイシーなフライドチキンは大変美味だった。

オートスポーツランドスナガワのナビ設定は要注意!

「オートスポーツランドスナガワ」のダートトライアルコース入口は、Googleナビではたどり着けない。Googleナビ通りの目的地に到着しても目の前にあるのはジムカーナーコース。ダートトライアルコースは少し離れたところに見えているのに車が通れる道がない。

どうしたもんかと色々と調べてみると、全く逆方向からアクセスしなければならないことが判明。10分ほどかけて逆方向へ回り込んで、ようやくダートトライアルコースに到着した。これは完全に初見殺しなので注意が必要である。

もしこの記事を読んで「オートスポーツランドスナガワ」へダートトライアルを見に行こうと思った人は、必ずAGメンバーズスポーツクラブの開催案内を確認してから現地に向かってもらいたい。

「オートスポーツランドスナガワ」の駐車場は無料だが未舗装の草むら。雑草が生い茂っているので車高の低い車では躊躇してしまうような場所。幸い私の軽バン(マツダ・スクラム)は戸惑うことなく突撃することができた。

お楽しみ大抽選会(←これ最高!)

全日本ダートトライアル選手権の観戦料金は2,000円。個人的には高くも安くもない絶妙な価格設定だと感じた。到着したのは、ちょうど1本目と2本目の間のインターバル時間で、観客向けの大抽選会に間に合った。この時間帯だけは選手たちが待機しているパドックへ入場することができるようだ。

抽選は入場パスに印字された番号を基に行われ、友人が1番目に豪華景品を引き当てた。景品は大会スポンサーとなっているパーツメーカーのアイテムや、北海道砂川市とその周辺地域の特産品など。私もVITAのレースで様々な賞典は貰ってきたが、ここまで豪華なのは見たことがない。

私は最後のほうに呼ばれたため、豪華賞品をゲットすることはできなかったが、レジャーシートを手に入れることができた。今回のダートトライアル観戦は急遽行くことにしたため、アウトドアチェアやレジャーシートなどを持ってくるのを忘れていたため、私にとっては大当たりの景品だった。

ダートトライアル競技を初観戦した印象

コースは河川敷にあり、観戦場所は土手の上。コース全体を見渡すことはできないが、スタートとゴール直前のセクションだけでも十分に楽しむことができた。入場料に公式パンフレットが含まれているのもありがたいところで、出走する車種や選手名、それと複数に分かれているクラスごとの違いを確認できたのも良かった。

クラス分けに関して少しだけコメントすると、改造範囲が少ないクラスほど順位争いが熾烈というのが印象的だった。改造範囲が広がると速い車両が目立って迫力がある一方で、順位争いは落ち着いていたように感じた。このコントラストがスピード競技におけるクラス分けの妙なのかもしれない。

ダートトライアルの観戦は今回が初めてなので、深い所までは理解できなかったというのが本音だ。今後もダートトライアル観戦には行きたいと思っているので、もっと深い魅力については今後も発信していきたいと思う。

帰路も渋滞無し!すすきのでラーメンを堪能

競技が終了したのは13時半頃。ここで友人が抽選会に続けて2度目の幸運を発揮し、10人限定の同乗走行抽選に当選した。なんとPN2クラスの2位ドライバーの横に乗る機会をゲットすることができた。友人は同乗走行するのは初めてだったらしく、スピードを落とした走行でも大満足の様子だった。こうした無料イベントは観戦者の思い出に残るので素晴らしい企画だと思う。

14時には現地を撤収し、高速道路で軽バン(マツダ・スクラム)の走行テストをしながら16時前には帰宅。北海道は渋滞が無いのが非常にありがたい。日が暮れる前に帰宅できるとは思っていなかった。

その後、札幌中心街すすきので友人と再合流。札幌名物味噌ラーメンを楽しむ時間の余裕があった。関東圏のサーキット帰りではありえない時間の使い方だ。地域によってモータースポーツの楽しみ方というのは変わるのだなと実感した瞬間だった。

ちなみに訪問したラーメン屋さんは「札幌らーめん輝風 すすきの店」さん。札幌では珍しい”ポタージュ系”の味噌ラーメンだ。詳しい味のレポートは、この記事では割愛する。私が別に書き留めている”ラーメン備忘録“のほうを見ていただきたい。

札幌らーめん 輝風 すすきの店

今後もスピード競技を見に行くぞ!

次回はローカルのダートトライアルや、ラリー、ジムカーナの全日本選手権も観戦したいと思っている。免許を取得してから20年近く、レースのみをやってきたが、タイムトライアル競技は新鮮で興味深い。自分自身が出場するかは別として、今後はスピード競技の観戦も楽しんでいこうと心に決めた。

今後もこのブログではモータースポーツの観戦記を掲載していこうと思いますので、引き続きお付き合いいただけると嬉しいです。

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