ドコモが提供する新プラン「ドコモMAX」は、DAZN for docomoが追加料金0円で付くことが最大の特徴となっている。
そのため、DAZNをよく見る人にとっては「かなりお得なのでは?」と感じる人も多いだろう。
しかし結論から言うと、ドコモMAXは誰にとっても得になる万能プランではない。
むしろ、最初に確認すべきは「デメリット」である。
特に次のような人は、ドコモMAXを選ぶと通信費が割高になる可能性が高い。
損になりやすい人
・DAZNをそこまで頻繁に見ない
・すでにDAZNを年額プランなどで安く契約している
・dカードや光回線などの割引条件が揃わない
・月の通信量が30GB以下で十分
逆に、次の条件が揃う人にとっては、有力な選択肢になり得る。
向いている人
・DAZNを日常的に視聴している
・通信の安定性を重視している
・固定回線を解約してスマホ回線に一本化したい
なお、DAZNは契約方法によって料金が大きく変わるサービスでもある。
例えば、退会手続きの途中で割引オファーが提示されるケースもあり、実際に年額20,000円程度まで下げられる例もある。
▶ DAZN割引オファーの実体験はこちら
また、「最近あまり見ていない」「一度解約を検討している」という場合は、退会手続きの流れを確認しておくと判断しやすい。
▶ DAZNの退会方法まとめ
本記事では、
・ドコモMAXの料金の仕組み
・割引条件の現実
・DAZNを別ルートで契約した場合との比較
・固定回線代替として成立するか
という視点から、ドコモMAX+DAZNが本当にお得なのかを冷静に整理していく。
目次(クリックでジャンプ)
結論|ドコモMAXは「DAZNをよく見る人」以外は損になりやすい
結論から言うと、ドコモMAXはDAZNを日常的に視聴している人以外には割高になりやすいプランである。
「DAZNが無料で付く」というインパクトの強い特徴があるため、一見するとかなりお得なように見える。しかし実際には、通信料金のベースが高めに設定されており、割引条件も多いため、すべての人にメリットがあるわけではない。
特に、すでにDAZNを安く契約している人や、スマートフォンの通信量がそれほど多くない人にとっては、格安SIMや別の通信プランと組み合わせた方が通信費を抑えられるケースも多い。
逆に言えば、通信回線の安定性を重視しながらDAZNをしっかり視聴する人にとっては成立するプランとも言える。まずは自分がどちらのタイプに当てはまるかを整理しておくことが重要だ。
得しやすい人
次の条件に当てはまる人は、ドコモMAXのメリットを活かしやすい。
- DAZNをほぼ毎月視聴している
- 通信量が多く、無制限通信を活用したい
- 自宅の固定回線を解約してスマホ回線に一本化したい
- 楽天モバイルなどの電波に不安を感じている
このような条件が揃う場合、ドコモ回線の安定性と無制限通信、さらにDAZN視聴をまとめて使えるという点が大きなメリットになる。特に、一人暮らしで動画視聴が多い人にとっては、固定回線を解約して通信費を一本化する選択肢も現実的となるだろう。
損になりやすい人
一方で、次のような人はドコモMAXを選ぶと通信費が割高になりやすい。
- DAZNをそこまで頻繁に見ない
- すでにDAZNを年額プランなどで安く契約している
- dカードや光回線などの割引条件が揃わない
- 月の通信量が30GB以下で足りている
特に注意したいのが、「DAZNが付く=お得」と思い込んでしまうケースだ。実際には、DAZNは年額プランやキャンペーンを活用することで月額を下げられる場合もあり、通信プランに組み込むよりも安く使えるケースもある。
つまり重要なのは、「DAZNが付いているか」ではなく、自分が今いくらでDAZNを使えているかという視点になる。
この前提を整理したうえで、次章ではドコモMAXの料金の仕組みと割引条件を具体的に見ていく。
ドコモMAXの料金設定|割引なしだと高い?実質料金を整理
ドコモMAXの料金設定(まず“素の料金”が高い)
ドコモMAXは、使ったデータ量に応じて料金が変わり、3GB超から無制限のレンジに入る設計となる。まずは割引なしの月額を押さえる。
| データ使用量 | 月額料金(税込) |
| ~1GB | ¥5,698 |
| 1GB超~3GB | ¥6,798 |
| 3GB超~無制限 | ¥8,448 |
正直、ここだけ見ると「高い」と感じるのが自然だと思う。ドコモMAXは割引を積み上げて初めて見た目が整うタイプのプランとなる。
割引が全部乗ったときの理論値(ただし“現実的に揃うか”は別問題)
ドコモが用意する主な割引は以下で、合計で最大3,300円相当まで下がる想定となる。
- みんなドコモ割(3回線以上):-¥1,210
- 長期利用割(利用20年以上):-¥220
- dカードお支払割:-¥550
- ドコモ光セット割:-¥1,210
- ドコモでんきセット割:-¥110
最大割引がすべて成立した場合、月額は以下の水準まで落ちる。
| データ使用量 | 割引後月額(税込) |
| ~1GB | ¥2,398 |
| 1GB超~3GB | ¥3,498 |
| 3GB超~無制限 | ¥5,148 |
ここで重要なのは、検索者が不安に思っている点――つまり「その“全部乗せ”、本当に自分は達成できるのか」である。
dカードGOLDや家族回線数、固定回線の有無など、条件がかなり厳しい。結局、多くの人にとっては“割引無し”の料金が現実的な目安になるだろう。
ドコモMAXのデメリット3つ
ドコモMAXは「DAZNが追加料金0円」という分かりやすいメリットがある一方で、検索でも多い通りいくつか明確なデメリットが存在する。
特に注意しておきたいのは、料金の仕組みが「割引前提」で設計されている点だ。条件が揃えば魅力的に見えるが、そうでない場合は通信費が一気に割高になる可能性がある。
ここでは、ドコモMAXが「損」と言われる理由としてよく挙げられる代表的なデメリットを3つ整理する。
割引条件が厳しい
まず最も大きなデメリットは、割引をフル適用する条件がかなり厳しいことである。
ドコモMAXは割引なしだと月額8,448円(3GB超〜無制限)と高めに設定されており、ここから各種割引を積み重ねて料金を下げていく設計となっている。
主な割引は次の通り。
- みんなドコモ割(家族回線)
- dカードお支払割
- ドコモ光セット割
- ドコモでんきセット割
- 長期利用割
すべて成立すれば月額は大きく下がるが、これらを全て満たすユーザーは決して多くない。例えばdカードGOLDは年会費が必要になるため、割引のためだけに契約すると本末転倒になるケースもある。
そのため、多くの人にとっては「最大割引の料金」ではなく、割引が十分に乗らない現実的な料金を基準に判断する必要があるだろう。
小容量ユーザーは割高
ドコモMAXは、通信量が多いユーザー向けのプランであり、小容量ユーザーにはコスパが悪いという特徴がある。
例えば月の通信量が1GB〜3GB程度で収まる場合、格安SIMと比較すると料金差はかなり大きい。
例として、
- 日本通信SIM
- povo
- LINEMO
などの低容量プランを利用すれば、月数百円〜千円台で運用できるケースも珍しくない。
つまり、通信量が少ない人がドコモMAXを契約すると、DAZNの料金分を考慮しても通信費が割高になる可能性が高い。
ドコモMAXはあくまで「無制限通信を活用する人向けのプラン」であり、ライトユーザー向けとは言い難い設計となっている。
通信量が少ないユーザーは、無制限プランではなく格安SIMを使うという選択肢もある。
例えばpovo2.0は基本料金0円で、必要な時だけデータを追加できる仕組みになっている。実際に契約して使ってみた内容は、別ブログで詳しくまとめている。
▶ povo2.0を契約したレビューブログ

DAZNが不要だと意味がない
そしてもう一つ重要なポイントが、DAZNを見ない人にとってはメリットがほぼ無いという点である。
ドコモMAXの最大の特徴は「DAZN for docomoが追加料金0円」である。しかし裏を返せば、DAZNを利用しない場合は単純に高い通信プランになってしまう。
特に最近は、スポーツ配信の視聴スタイルも人によって大きく分かれている。
一部のリーグだけを見たい人や、シーズンだけ契約する人にとっては、DAZNを常に契約する必要がないケースも多い。
もし最近DAZNをあまり視聴していない場合は、一度契約を見直すという選択肢もあるだろう。
▶ DAZN退会方法はこちら
このように整理すると、ドコモMAXは「DAZNを日常的に利用する人」を前提に成立するプランであることが分かる。
次の章では、DAZNを単体契約した場合とドコモMAX込みの場合で、実際にどの程度の料金差が生まれるのかを比較していく。
DAZN込みでもお得にならない人
ドコモMAXの大きな特徴は、DAZN for docomoが追加料金0円で利用できることである。
そのため、「DAZNの月額料金がかからないならお得では?」と感じる人も多いだろう。
しかし実際には、DAZNが付くからといって必ずしも得になるとは限らない。
というのも、DAZNは契約方法によって料金が大きく変わるサービスだからだ。
以下の表はDAZNを単独契約した場合の料金である。
| プラン | 月額(税込) | 年額(税込) |
| DAZN for docomo | ¥4,200 | ¥50,400 |
| DAZN 月額プラン | ¥4,200 | ¥50,400 |
| DAZN 年間プラン(月々) | ¥3,200 | ¥38,400 |
| DAZN 年間プラン(一括) | ¥2,666 | ¥32,000 |
現在のDAZN Standardは月額4,200円だが、年間プランを利用すると実質月額は約2,600円程度まで下げることができる。さらに、キャンペーンや年間視聴パスなどを利用すれば、実質料金をさらに抑えられるケースもある。
つまり、すでにDAZNを安く契約できている人にとっては、ドコモMAXの通信料金の高さをDAZNで回収できない可能性があるということだ。
特に次のような人は、ドコモMAXを選んでもお得にならないケースが多い。
- すでにDAZNを年額プランで安く契約している
- シーズンだけ契約するなど、DAZNを通年では利用していない
- 家族でDAZNアカウントを共有している
- 通信量がそこまで多くない
このような場合、通信プランは格安SIMなどで安く抑え、DAZNは単体で契約した方がトータルの支出が少なくなるケースも十分に考えられる。
さらに、あまり知られていないが、DAZNは契約の見直しを検討する過程で割引オファーが提示されるケースもある。場合によっては年額料金が大きく下がることもあり、通信プランと組み合わせるより安く利用できることもある。
実際にどのような割引が提示されるのかは、次の記事で体験談として詳しくまとめている。
▶ DAZN割引オファー体験はこちら
このように、ドコモMAXを検討する際は「DAZNが付くかどうか」ではなく、自分がDAZNをいくらで利用できているかを基準に判断することが重要となる。
それでもドコモMAXを選ぶ価値がある人
ここまでドコモMAXのデメリットを整理してきたが、条件が合えば十分に成立するプランでもある。
特に大きいのは「ドコモ回線の安定性」と「無制限通信」を組み合わせて使える点だ。通信量が多い人や、固定回線を見直したい人にとっては検討する価値があるだろう。
ここでは、ドコモMAXを選ぶメリットが出やすい代表的なケースを紹介する。
固定回線の代替として使いたい人
ドコモMAXの最大の特徴のひとつが、データ通信が実質無制限で使えることである。
テザリングも含めて利用できるため、使い方によっては自宅の固定回線の代替として運用することも可能だ。
例えば一人暮らしの場合、
- スマートフォンで動画視聴をすることが多い
- 自宅ではノートPCをWi-Fiで使う程度
- 大容量のオンラインゲームやダウンロードをあまり行わない
といった使い方であれば、スマホ回線を中心に通信環境をまとめるという選択肢も現実的になる。
仮に固定回線を月5,000円前後で契約している場合、それを解約できれば通信費の総額を下げられる可能性もある。
ドコモMAXは単体の料金だけで見ると高く感じるが、固定回線との組み合わせで考えると評価が変わるケースもある。
通信の安定性を重視する人
もう一つのメリットは、ドコモ回線の通信安定性である。
格安SIMや楽天モバイルなどは料金面で魅力がある一方、エリアや時間帯によって通信品質に差が出ることがある。実際に使ってみると、建物内や地方で通信が不安定になるケースを経験する人も少なくない。
その点、ドコモ回線は全国的にエリアが広く、通信の安定性も高い。
日常的に動画視聴やテザリングを利用する人にとっては、安定した通信環境そのものが大きな価値になるだろう。
つまりドコモMAXは、「とにかく通信費を最安にしたい人」よりも、通信の安定性と大容量通信を重視する人に向いているプランと言える。
次の章では、ahamoや楽天モバイルと比較した場合に、実際どの程度の差が出るのかを整理していく。
ドコモMAX と ahamo ・ 楽天との比較
では実際に、他社のプランと比較してどの程度の差が出るのかを見てみよう。
| プラン | スマホ料金 | 固定回線 | DAZN年間プラン (月々払い) | 合計 |
| ドコモMAX (割引無し) | ¥8,448 | スマホ回線 に一本化 | スマホ料金 に含まれる | ¥8,448 |
| ahamo(~30GB)+光回線 | ¥2,970 | ¥5,610 | ¥3,200 | ¥11,780 |
| 楽天(~3GB) +光回線 | ¥1,078 | ¥4,180 | ¥3,200 | ¥8,458 |
このように比較すると、楽天とほぼ同価格、ahamo構成よりも3,000円以上安くなる。念を押しておくがドコモMAXの割引無しの価格と比較して割安な計算だ。これが「固定回線を解約できる人」にとってのメリットになる。
楽天モバイルの電波は不安定
楽天モバイルには電波の不安定さという致命的なデメリットがある。自分も半年間楽天モバイルを使ってみたが、月に1〜2回、建物内や地方で圏外になる経験をした。これでは、メインの通信回線を楽天モバイルに任せるのは不安と言わざるをえない。安心・安定のドコモ回線で無制限にデータ通信を行えるのは最大のメリットとなる。
スマホ回線一本化のリスク
もちろん、スマホ回線一本化にはリスクもある。たとえば、大容量ダウンロードや、複数のデバイスが同時にWi-Fiを使う環境では限界がある。その他にスマートフォンのバッテリー消耗も激しくなり劣化の原因にもなる。ある程度の不便は覚悟する必要があるが、年間で3万円もの節約ができるなら一考の余地はあるだろう。
まとめ|ドコモMAXは「DAZNヘビーユーザー向け」
ここまで整理してきたように、ドコモMAXは誰にとってもお得になる万能プランではない。
通信料金だけを見ると決して安いとは言えず、割引条件も多いため、使い方によっては割高になってしまう可能性がある。
特に、
- DAZNをそこまで頻繁に視聴しない
- 通信量がそれほど多くない
- すでに格安SIMを利用している
といった人の場合は、通信プランとDAZNを別々に契約した方がトータルの費用を抑えられるケースも多い。
一方で、
- DAZNをほぼ毎日視聴している
- 大容量通信を使う機会が多い
- 固定回線を見直したい
- 通信の安定性を重視したい
といった条件が揃う場合、ドコモMAXは検討する価値のあるプランになる。
つまりドコモMAXは、「通信費をとにかく安くしたい人」向けではなく、「DAZNを日常的に視聴する人」向けの通信プランと言えるだろう。
最終的には、DAZNをどの程度利用するのか、そして通信量がどれくらい必要なのかを基準に判断することが重要となる。
DAZNユーザー向け関連記事
DAZNの料金や契約方法は、通信プランとの組み合わせによって最適解が変わることも多い。
DAZNの契約や見直しを検討している場合は、次の記事も参考になるだろう。
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DAZNは契約方法やキャンペーンによって料金が大きく変わるサービスでもある。
通信プランとあわせて検討することで、自分に合った視聴スタイルを見つけやすくなるはずだ。





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