JAFカップ・オールジャパン・ダートトライアルin北海道【ゆるモタ観戦記】

モータースポーツ

おそらく今年最後となるモータースポーツ現地観戦に行ってきた。行き先はオートスポーツランドスナガワのダートコースである。

恥ずかしながら、Bライセンス競技については知識が乏しく、ほんの一か月前まではJAFカップが何なのかすら知らなかった。だが、JAFの諸規則を読んでその内容を理解し、今年のJAFカップ・ダートトライアルの開催地が北海道であることを知り、これを今年最後の観戦と決めた次第である。

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JAFカップの概要と開催地

JAFカップについて簡単に説明すると、これは一年の締めくくりとして開催される、日本一を決める大会的なイベントである。その年の全日本選手権の上位選手と地方選手権の上位選手しか参加が許されない、格式高い大会と言えるだろう。

開催地は北海道砂川市のオートスポーツランドスナガワ。札幌から北東に位置し、下道で約2時間、高速道路なら1時間半もかからず到着可能な場所だ。オフロードコースとジムカーナ場が一体となった施設である。

観戦スタートまでの道のり

朝7時半、友人と合流し、のんびり下道で向かった。しかし、少しのんびり運転しすぎてしまい、競技開始の9時半ちょうどに駐車場へ到着するという失態を犯してしまった。

駐車場は相変わらずの悪路であり、スポーツカーでの来場はおすすめできない。今回は大きな水たまりと泥濘でスタックしそうになり、軽バンのパートタイム4WDを久々に使用する羽目となった。

駐車場から約5分歩くと観戦場所の土手に到着。既にPN1クラスの走行は終盤だった。急いでビデオカメラを構えたものの、撮影の難しさに直面した。ズームアップ時の手ぶれで被写体を捉えられず、三脚の必要性を痛感したが、今回は準備していなかった。

パドックでのひととき

1本目と2本目の間の休憩時間には、パドックへの入場が可能となる。今年のJAFカップはエントリー台数が少ないと聞いていたが、全日本選手権と比べると確かにやや寂しい印象があった。それでも、これまでに閑散としたサーキットレースをいくつも見てきた自分には、活気あるパドックに感じられた。

撮影スタイルの見直し

2本目の走行では撮影場所を変えて再チャレンジ。1本目は流し撮りに失敗したため、今回は定点撮影を試みた。これが正解だった。カメラを固定して立っているだけで十分だと気づき、次回は三脚を必ず準備しようと決意した。

その間、私の一眼レフカメラを使って友人が写真を撮影してくれていた。その写真の出来が素晴らしく、なんだか悔しい気持ちになった。なお、動画に関してはナンバープレートへのモザイク処理方法が分からず、今回の投稿には添付できていない。友人が撮影した写真で勘弁してほしい。

クラス対決と副産物

2本目の走行が午後1時に終了し、各クラスの優勝者同士がタイムアップを競うタイムアップバトルが始まった。これは3本目を走行し、タイムアップ分を競う形式だ。クラス違いの選手同士が競い合える工夫に感心させられた。

午後2時には砂川を離れ帰路についた。今回の観戦で得た副産物として、2週間後に札幌市内で開催されるオートテストの情報を入手できた。以前函館で参加した際に「オートテストはゲリラ的に開催されることがある」と聞いて半信半疑だったが、どうやら本当らしい。

今回の観戦を振り返って

今回の観戦は、競技を見て車の操作方法を学ぶよりも、記録に使用する機材の見直しを考える一日となった。もっと手軽に記録でき、観戦にも集中できるスタイルを確立したいと思う。こうした試行錯誤も含めてモータースポーツ観戦は楽しい。そんなことを伝えられたら嬉しい。

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