おそらく今年最後となるモータースポーツ現地観戦に行ってきた。行き先はオートスポーツランドスナガワのダートコースである。2024年に2番目に訪れた数の多いモータースポーツ施設になるだろうと思う。当然、1番は筑波サーキットなのだが、来年のそうなるかは怪しいところだ。
恥ずかしながら、Bライセンス競技については知識が乏しく、ほんの数週間前まではJAFカップが何なのかすら知らなかった。JAFの諸規則を読んでその内容を理解し、今年のJAFカップ・ダートトライアルの開催地が北海道であることを知り、これを今年最後のモータースポーツの現地観戦とすることにした。
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JAFカップの概要と開催地
JAFカップについて簡単に説明すると、これは一年の締めくくりとして開催される、日本一を決める大会的なイベントである。その年の全日本選手権の上位選手と地方選手権の上位選手しか参加が許されない、格式高い大会と言えるだろう。ただし選手権には組み込まれていないため、開催地などによっては参加者が少なくなったりすることもありそうだ。
2024年の開催地は北海道砂川市のオートスポーツランドスナガワ。札幌から北東に位置し、下道で約2時間、高速道路なら1時間半もかからず到着可能な場所だ。オフロードコースとジムカーナ場が一体となった施設である。北海道という土地柄、フェリーでの移動が必要となる本州以南からの参加者が少なくなるのはいたしかたないところだろう。
ゆるーく行きすぎて遅刻してしまった
朝7時半、友人と合流し、のんびり下道で向かった。しかし、少しのんびり運転しすぎてしまい、競技開始の9時半ちょうどに駐車場へ到着するという失態を犯した。駐車場から観戦エリアへは少し歩かないといけないため、ハッキリ言うと遅刻をしてしまった。
駐車場は相変わらずの悪路であり、スポーツカーでの来場はおすすめできない。今回は大きな水たまりと泥濘でスタックしそうになり、軽バン(マツダ・スクラム)のパートタイム4WDを久々に使用する羽目となった。
駐車場から約5分歩くと観戦場所の土手に到着。既にPN1クラスの走行は終盤だった。急いでビデオカメラを構えたものの、動画撮影の難しさに直面した。ズームアップ時の手ぶれで被写体を捉えられず、三脚の必要性を痛感したが、今回は準備していなかった。

今回は大抽選会は無し
1本目と2本目の間の休憩時間には、パドックへの入場が可能となる。今年のJAFカップはエントリー台数が少ないと聞いていたが、全日本選手権と比べると確かにやや寂しい印象があった。それでも、これまでに閑散としたサーキットレースをいくつも見てきた自分には、活気あるパドックに感じられた。
そういえば今回は大抽選会が行われていなかった。無料で観戦できるイベントのため、当然と言えば当然なのだが、楽しいイベントだったので、来年の全日本ダートトライアルでは豪華賞品をゲットしたいと思っている。
大抽選会のあったイベントの記事(クリックでジャンプ)
撮影方法の見直し

2本目の走行では撮影場所を変えて再チャレンジ。1本目は流し撮りに失敗したため、今回は定点撮影を試みた。これは大正解だった。カメラを固定して立っているだけで十分に綺麗に撮影できる。今回は手で持っての撮影だが、次回は必ず三脚を準備しようと心に決めた。
その間、私の一眼レフカメラを使って友人が写真を撮影してくれていた。その写真の出来が素晴らしく、なんだか悔しい気持ちになった話しはおいておこう。なお、動画に関してはナンバープレートへのモザイク処理方法が分からず、今回の投稿には添付できていない。友人が撮影した写真で勘弁してもらいたい。
タイムアップバトルと思わぬ副産物
2本目の走行が午後1時に終了すると、各クラスの優勝者同士がタイムアップを競うタイムアップバトルが始まった。これは3本目を走行し、タイムアップ代を競う独特な競技形式だ。クラス違いの選手同士が競い合える工夫に感心させられた。
午後2時には砂川を離れ帰路についた。今回の観戦で得た副産物として、2週間後に札幌市内で開催されるオートテストの情報を入手できた。以前函館で参加した際に「オートテストはゲリラ的に開催されることがある」と聞いて半信半疑だったが、どうやら本当らしい。こういった情報を入手するのは、やっぱり現地が一番ということなのだろう。
来年に向けては撮影機材の見直しが必要
今回の観戦は、競技を見て車の操作方法を学ぶよりも、撮影に使用する機材の見直しを考える一日となった。もっと手軽に記録でき、観戦にも集中できるスタイルを確立したいと思うが、なかなかに難しそうだ。こうした試行錯誤も含めてモータースポーツ観戦は楽しい。そんなことを伝えられるブログを書き上げられたらと思う。今後のモタナビ|ちゃっく日記の更新も楽しみにしていてください。
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