2024年の総走行時間まとめ!【モタスポの時間単価】

出場(競う)

12月に入ってようやく競技ライセンスの更新手続きを行った。私の場合、どんなに早くても3月にならないとライセンスが必要となる競技に参加することはないので、12月に手続きしても問題はない。国際C-Cのまま更新するか、国内Aで更新するかは少し悩んだ。国際ライセンスが必要な競技に出場する気は今のところないので、国内Aにしても問題はないのだが、もし必要になった時に上級申請する手間を考えると、プラス数千円で国際ライセンスを維持できるのなら高い金額ではない。ということで来年も継続して国際C-Cライセンスを維持することにした。

国際Bライセンスにしてみては?というコメントも頂いたが、私は国際Bライセンスを申請できるほどレースに出場していない。国際Bライセンスに上級申請するために必要な出場実績は、直近の過去24カ月以内に5回以上のレース出場が必要となる。私の過去24カ月以内のレース出場実績は2回。自分のレース出場回数が少ないことは自覚していたが、改めて数えると少ないと思う。そこで気になったのは、今年1年で私はどのくらい練習を含むスポーツ走行を行ったのか。それを数えているうちに面白いことに気付いたので、記事にしようと思う。

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2024年にスポーツ走行をした日数と回数と時間

まずは私が今年1年で走ったモータースポーツの走行日数と回数と時間をまとめてみた。ぶっちゃけて言うと、今年は多い方だと思う。オートテストへの出場が大きな違いかと思ったが、走行している時間にはほとんど影響を与えていないことにハッとした。2024年ももう間もなく終わるので、1年の振り返りとしてモータースポーツに費やした日数・回数・時間・金額をまとめてみると面白い発見があるかもしれない。この記事を見た人はぜひまとめてみてほしい。今回はガソリンなどの消耗品や、VITAのレンタル代などは除き、純粋にサーキットや主催者に支払う参加費のみでまとめている。

  • 日数:6日間
  • 回数:14回
  • 時間:174分
  • 金額:81,200円(13,533円/1日)(5,800円/1回)(466円/1分)

VITAスポーツ走行

VITAは年間合計で3日間のスポーツ走行を行った。1月に走った後は9月まで時間が空いてしまったが、レース直前に詰め込むのは例年通りである。いつもはレース直前まで走らない私にとっては走った方だ。驚くべきは1分あたりの時間単価が198円ということ。高い高いと言われているサーキット走行も、時間単価にするとお得感が出てきた。

  • 日数:3日間
  • 回数:6回
  • 時間:130分
  • 金額:25,800円(8,600円/1日)(4,300円/1回)(198円/1分)

VITAレース出場

VITAのレースは1戦だけ出場した。これはいつも通りだ。本当は年間2戦出場したいところではあるが、チームと予定が合わないので仕方がない。来年は筑波VITAシリーズが年間6戦でスタートするので、出場回数は増えるかもしれない。

  • 日数:1日
  • 回数:2回(予選・決勝を分けてカウント)
  • 時間:40分
  • 金額:48,400円(48,400円/1日)(24,200円/1回)(1,210円/1分)

オートテスト出場

今年から新たに出場し始めたのがオートテスト。なんとか2024年中に出場したいと思い、9月以降で2回出場した。1回あたりの参加費が安いのが魅力のオートテストだが、走行している時間単価で考えると、お得感がなくなる。

  • 日数:2日間
  • 回数:6回(練習・1本目・2本目を分けてカウント)
  • 時間:4分
  • 金額:7,000円(3,500円/1日)(1,166円/1回)(1,750円/1分)

時間単価にすると印象が変わる

これまでオートテストは参加費が安く、初心者にもおすすめと言ってきたが、参加費を時間単価にすると大きく印象が変わる。VITAとオートテストの参加費の時間単価をまとめると下記のようになる。

  • オートテスト出場:1,750円/分
  • VITAレース出場:1,210円/分
  • VITAスポーツ走行:198円/分

時間単価にするとオートテストが1番高額になる。オートテストは1回の走行が40秒程度で合計走行回数が3回なのだから、当然と言えば当然である。ただ、しっかりと数値にして比べてみると、ここまで差が付くものかと驚いた。モータースポーツを勧めるうえでコスパとは何なのかを考えさせられた。

モータースポーツでもコスパを求めたい

モータースポーツを趣味で楽しむならば、支払ったお金でより長く、よりたくさん走りたいと思うのは当然だ。同じ4,000円を払うならば、2分の走行よりも20分の走行のほうがお得感がある。しかし、そこまで考えて走行ステージを選ぶ人はほとんどいないだろう。これが気になってしまうのは、私がいかに安く・長く・効率的に・凝縮した走行方法を常に模索しているからだろう。要するに私はケチなのだ。

スピード競技はコスパが悪いのか?

これは結論付けるには私の中で材料が少なすぎる。オートテストを2回走っただけで結論を出すのは早計である。もう少しさまざまなスピード競技を体験してから結論を出したいと思う。ただ、コスパという観点を意識しながら来年のオートテストやその他の競技に出場してみたいと思う。

そもそもモータースポーツを時間単価で考えるのはナンセンスかも?

それと、そもそもモータースポーツを時間単価で考えていいものなのかが個人的には引っ掛かっている。モータースポーツはいかに短い時間で、より遠くに行くことに挑戦するスポーツである。それをいかに長い時間楽しむかという時点で、モータースポーツの本質に対してベクトルが全く逆方向に向いている。ただし、スポーツ走行を趣味として楽しむという視点で考えると、コスパで考える必要があるのではないかと思う。今後もこのブログではモータースポーツとお金の関係について言及していきたいと思う。

まとめ

2024年のモータースポーツ活動を振り返り、スポーツ走行や競技への出場日数、時間、費用をデータでまとめた結果、モータースポーツの「コスパ」に関する興味深い発見があった。走行日数は6日間、時間は174分、費用は81,200円であった。これを時間単価で分析すると、走行の種類によって大きな差があることがわかった。例えば、オートテストの時間単価は1,750円/分で最も高額である一方、参加費用が安いため初心者向けとしての魅力もある。VITAのスポーツ走行は198円/分と低く、時間単価で見れば非常にお得である。

この結果から、モータースポーツを趣味として楽しむ上で、支払う金額に対する走行時間や経験の価値をどう捉えるかが重要だと思う。ただ、時間単価だけでは測れない競技そのものの楽しさや、成長の実感もある。これらを踏まえると、単純に「コスパ」で片付けられるものではないだろう。2025年以降もデータを取りながら、モータースポーツの新たな魅力や課題を探り続けていこうと思う。

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