思いがけず決まったダートラ観戦
正直、観戦に行くつもりはまったくなかった。新しく購入した軽バン(マツダ・スクラム)の高速走行テストをしたいと考えていたところ、友人から「どこかへドライブでも行こう」と誘われた。そこで、ふと全日本ダートトライアル選手権が砂川市で開催されることを思い出し、現地観戦を決意した。
ナビで調べると、札幌から砂川市までのアクセスは高速道路で約1時間半、下道でも2時間はかからない距離だ。最近はいかに”ゆるく”モータースポーツを楽しむか模索しているため、早朝出発は避け、8時に友人と待ち合わせをして、のんびりと現地へ向かった。
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渋滞なしの快適ドライブとセイコーマートでの昼食調達
国道275号線を北上。休日の午前中にもかかわらず渋滞は一切なかった。関東では考えられない快適さである。道の駅で1度休憩を挟んだが、10時前には目的地である砂川市へ到着した。
会場となる「オートスポーツランドスナガワ」で食事を調達できるか不明だったため、昼食は道中のコンビニで事前購入することにした。北海道といえばセイコーマート。ホットシェフを扱う店舗を探し、2軒ほどまわって塩サバおにぎりとフライドチキンを購入した。
案の定、現地には屋台や売店がなかったため、事前購入は大正解だった。ホットシェフの手作り感のあるおにぎりとスパイシーなチキンは、予想以上に美味だった。

オートスポーツランドスナガワ到着。ナビ設定に注意
Googleナビの案内では「オートスポーツランドスナガワ」のダートトライアルコース入口にたどり着けない。ナビの案内通りに進むと、目の前にあるのはジムカーナコース。ダートラ会場は見えているのに、アクセス路が存在しない。
調べてみたところ、まったく逆方向からアクセスしなければならないことが判明。約10分かけて回り込み、ようやく会場に到着した。これは完全な初見殺しである。
訪問予定の方は、AGメンバーズスポーツクラブの開催案内を事前に確認しておくことを強く推奨する。
なお、駐車場は無料であるが未舗装の草むら。雑草が茂っているため、車高の低い車では戸惑う可能性が高い。私の軽バン(マツダ・スクラム)は問題なく突入することができた。

これぞ北海道流のおもてなし!豪華抽選会の実態

観戦料金は2,000円。高くも安くもない絶妙な価格設定だと感じた。到着したのは1本目と2本目のインターバル中で、大抽選会にギリギリ間に合った。
抽選は入場パスに印字された番号で実施され、友人が見事、最初に豪華景品を引き当てた。景品はスポンサー企業のパーツや地元特産品など、非常に豪華なラインナップである。
私は終盤に呼ばれたため大物は逃したが、レジャーシートをゲット。レース観戦には必須のアイテムであり、今回持参していなかったため、私にとっては”神景品”であった。
ダートラ観戦必須アイテム
レジャーシート
アウトドアチェア
初めてのダートトライアル観戦で感じた魅力
コースは河川敷に設けられており、観戦エリアは土手の上。コース全体の把握は難しいが、スタートとフィニッシュ直前の攻防だけでも十分楽しめた。
入場時に渡される公式パンフレットには、出走車両や選手名、クラス分けの詳細が掲載されており、初心者にも配慮されている点がありがたい。
印象的だったのは、改造範囲が狭いクラスほど競り合いが激しかった点。逆に改造範囲が広がると車両のスピードは増すが、争いは比較的落ち着いた展開となっていた。この対比こそ、スピード競技ならではの面白さだと思う。
初観戦ゆえに理解が浅い部分も多かったが、今後も観戦を重ねてより深い魅力を探っていきたいと思う。
すすきので味噌ラーメン!観戦後のグルメも堪能
競技が終了したのは13時半頃。友人が抽選で同乗走行にも当選し、PN2クラス2位のドライバーと走行を体験。速度を抑えた走行でも十分な迫力があり、大満足の様子だった。
14時には現地を出発し、高速道路で軽バンの走行テストを兼ねて移動。16時前には帰宅することができた。北海道は渋滞が少ないため、時間に余裕を持った移動が可能である。
その後、札幌・すすきので友人と再合流し、「札幌らーめん輝風 すすきの店」にて味噌ラーメンを堪能。”ポタージュ系”という珍しいタイプの味噌ラーメンで、札幌でもなかなか見かけない逸品である。
味の詳細については、別途「らーめん備忘録」にて紹介している。

今後の観戦予定とモータースポーツへの想い
次回は、ローカルのダートトライアルやラリー、ジムカーナの全日本選手権も観戦したいと思っている。運転免許を取得してから約20年間、レース一筋であったが、タイムトライアル競技にはまた違った面白さがあると感じた。
自分自身が出場するかは別として、これからは観戦という形でスピード競技に親しんでいこうと思う。
今後もこのブログではモータースポーツの観戦記を継続して掲載していく予定である。引き続きお付き合いいただければ嬉しく思う。
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